マリンアクティビティからショッピング、史跡探訪とバリエーション豊かに楽しめるオアフ島。選りすぐりの観光スポットをご紹介します。
ダイヤモンドヘッドDiamond Head
ポイント
- 頂上から見下ろす感動のパノラマビュー
- 舗装されたコースがあるので、初心者もOK
- 人気のパワースポット。早朝ツアーも
ワイキキビーチからも望めるその独特な尾根が印象的なダイヤモンドヘッド。ワイキキからほど近くのダイヤモンドヘッド州立自然記念公園内にあります。
ダイヤモンドヘッドは10万年以上も前に形成された約230mのクレーターで、968年に国定自然記念物に指定されました。登山道は舗装されたハイキングコースになっており、約40分で頂上に到着。山頂からは臨めるのは360度のパノラマビュー!ワイキキやサウスショアの爽快な景色にきっと感動を憶えるはず。スニーカー、お水などはお忘れなく。
また、パワースポットとしても知られており、最近は山頂で御来光を望むツアーも人気。
土曜日の朝なら、この日だけ開催される近くのカピオラニ・コミュニティ・カレッジのファーマーズ・マーケットへもお立ち寄りを。ローカルや観光客でにぎわう、オアフ島一のマーケットです。
- ダイヤモンドヘッドの所在地・行き方
- 【所在地】ワイキキのすぐ東側に位置しております
- 【車】ワイキキより約10分
- 【バス】クヒオ通り海側バス停から23番でダイヤモンドヘッド・クレーター入り口バス停まで約15分。バス停からクレーター内部の登山道入り口まで徒歩約15分
カイルアKailua
ポイント
- 全米ベストビーチに毎年選ばれる美しいビーチ
- マリンアクティビティが楽しめる
- カイルアタウンでショッピングやグルメも楽しめる
ワイキキから車で約30分、ロコが集まる美しいビーチと言えば、全米ベストビーチにいつもランクインする「カイルアビーチパーク」。800mものホワイトサンドビーチで、ワイキキとは異なる穏やかな雰囲気です。ウォータースポーツも盛んで、ウィンドサーフィン、ボディボード、パラセーリング人気。沖合の小島をカヤックで訪れるアクティビティもあります。
カイルアタウンも注目のスポット。カイルア・ロード沿いにはおしゃれなカフェやショップが。オバマ大統領も食した「アイランド・スノー」のシェイブアイス、行列のできる「ブーツ&キモズ」のパンケーキなど話題の店もたくさん。プレートランチをテイクアウトして、ビーチでのピクニックランチもおすすめです。
また、カイルア・ビーチの西にはカラマ・ビーチ、東側には「天国のビーチ」として知られるラニカイ・ビーチがあります。
- カイルアの所在地・行き方
- 【所在地】オアフ島ウィンドワード(風上)海岸カイルア湾のコオラウポコ地区あたり
- 【車】ワイキキより約30分
- 【バス】アラモアナセンターから56、57番利用で約40分
ノースショアNorth Shore
ポイント
- 世界中からサーファーが集まるサーフィンの聖地
- ノスタルジックなハレイワタウン
- B級グルメも豊富
世界中からサーファーが集まるサンセットビーチ、ウミガメも訪れるラニアケアビーチ、ノスタルジックな街ハレイワと、見どころ満載のノースショア。ワイキキからは車で約1時間。
オアフ島の北部は冬になると波が非常に高くなります。11月~2月は「VANSトリプルクラウン・オブ・サーフィン」「THE QUIKSILVER IN MEMORY OF EDDIE AIKAU(クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ)」などの世界的に有名なファーフィンの大会があり、ビッグウェイブに乗るサーファーが集まります。見学する際は、巨大な波になることもあるので必ず警告に従いましょう。
夏の5月~9月は穏やかな海となり、海水浴や日光浴におすすめです。
- ノースショアの所在地・行き方
- 【所在地】オアフ島の北向きの海岸地域、カエナ岬 (Kaʻena Point) とカフク岬 (Kahuku Point) の間の一帯
- 【車】ワイキキより約1時間
- 【バス】アラモアナセンターから55,52番利用で約1時間30分
パールハーバーPearl Harbor
ポイント
- 太平洋戦争のはじまりを告げた場所
- 戦争について深く知ることができる
- 米国の海軍基地唯一の国定歴史建造物
戦争の記憶を今に伝える場所、パールハーバー。かつてカメハメハ王朝の時代に真珠貝が発見、養殖されていたことからその名が付けられたハワイ最大の自然港でした。入り組んだ独特の地形は米国海軍の基地となり、そして、パールハーバーへの空襲──。数多くの死者と負傷者を出したこの地は、米国の海軍基地で唯一、国定歴史建造物に認定されました。現在も多くの史跡が残っています。
沈没した戦艦の上に建てられた「USSアリゾナ記念館」、日本軍が降伏文書に調印した巨大な戦艦「USSミズーリ記念館」、太平洋で実際に戦闘を行った米軍潜水艦288隻のうちの1隻「USSボウフィン潜水艦博物館 」、インタラクティブな戦闘シミュレーター、当時の戦闘機、爆撃機を展示した「太平洋航空博物館 」。
戦争の影響を間近に見ることで、その歴史を深く知ることができます。
- パールハーバーの所在地・行き方
- 【所在地】****
- 【車】ワイキキより約40分
- 【バス】クヒオ通り山側バス停から20、42番でアリゾナ記念館向かいのカメハメハ・ハイウェイ沿いバス停まで約1時間15分
ハレイワhaleiwa
ポイント
- ワイキキとは異なるノスタルジックな街
- 名物グルメがたくさん!
- おしゃれなサーフショップやセレクトショップがある
のどかな景色の中に広がる、素朴な街並み──ノースショアの人気スポット、ハレイワ。ワイキキから約1時間のノスタルジックな街には、おしゃれなサーフショップや老舗レストランなど話題のスポットが点在。
ハレイワの定番グルメとして外せないのは、ガーリックシュリンプとシェイブアイス。この街の名物として長く愛されている味はぜひ食しておきたいもの。ユニークなアイテムが揃うセレクトショップやサーフショップでショッピングを楽しんだり、ファーマーズ・マーケットを覗いてみたり。ローカルに混じりながら、のんびりと散策するのもハレイワ流。賑やかなワイキキとはまた異なる時間を過ごすことができます。
- ハレイワの所在地・行き方
- 【所在地】オアフ島ノースショア・ワイアルア地区にあります
- 【車】ワイキキより約1時間
- 【バス】アラモアナセンターから55,52番利用で約60分
ハナウマ湾Hanauma Bay
ポイント
- 美しい海でシュノーケリング
- 約500種もの海洋生物が生息している
- 遠浅なので子どもから大人まで楽しめます
オアフ島随一のシュノーケリングスポットとして知られるハナウマ湾。かつて火山の火口だった場所は波の浸食がなだらかな入り江を形成。現在は多くの熱帯魚やウミガメが遊ぶ穏やかなリーフとなりました。
この美しい青い海は海洋生物保護区域として大切に保全されており、ビーチに入場する前に、まずは海洋教育センターでハナウマ湾の記録映像を鑑賞。保護活動について学んだら、いざビーチへ。水深約35cmの穏やかな海はシュノーケリングに最適。心地よい波に身を任せ、魚たちの世界を探検してみましょう。シュノーケリングセットはレンタルも可能です。
保護区域のため、餌付けや水溶性サンオイルの使用、ゴミの放置、海洋生物やサンゴに触れることはNGです。また、火曜日はクローズとなります。
- ハナウマ湾の所在地・行き方
- 【所在地】オアフ島南東部・ハワイカイ地区にあります
194-198 Hanauma Bay Rd - 【車】ワイキキより約20分
- 【バス】クヒオ通り西端のワイキキ・ゲイトウェイ公園前より22番でハナウマ湾展望台まで約45分
ダウンタウン/チャイナタウンDowntown/Chinatown
ポイント
- 歴史的な史跡が数多く集まっている
- おしゃれなカフェやショップがある
- チャイナタウンはアートスポットとしても有名
ハワイの政治と経済の中心地、ホノルル・ダウンタウン。ハワイ王朝時代からの歴史的な建造物も多く残されています。米国で唯一の宮殿「イオラニ宮殿」、万4千個のサンゴの厚板で造られ、王族の結婚式も行われた「カワイアハオ教会」はその栄華と歴史を感じることが。その他にも、ハワイの州庁である州議会議事堂、ワシントン・プレイス(州知事公邸)、ホノルル・ハレ(ホノルル市庁舎)など、重要な文化的記念物や建造物が徒歩圏内にあります。
また、ダウンタウンの西側に隣り合っているのは独特な雰囲気が漂うチャイナタウン。実はオアフ島のアート・シーンの中心地でもあり、ヌウアヌやべゼル・ストリート一帯はアートに浸れる人気スポット。夜になればハワイシアターでライブ・ミュージックやショーが上演され、ハワイで一番ホットなバーやクラブがオープン。もちろん、美味しいレストランも充実しており、チャイニーズはもちろん、ベトナム、マレーシア、キューバなど世界各地の料理を味わうことが。 ハワイ出雲大社もチャイナタウンにあります。
- ダウンタウン/チャイナタウンの所在地・行き方
- 【所在地】オアフ島ホノルルの中心地に隣り合わせに位置しています
- 【車】ワイキキより車で約15分
- 【バス】クヒオ通り山側バス停から2・13番で、サウスベレタニア通りの州政府庁前まで約20~30分
ヌアヌ・パリNuuanu Pali
ポイント
- カメハメハ大王ゆかりのスポット
- オアフ島随一と言われる壮大な景色を眺められる
- 森閑とした、静寂を感じるパワースポット
1795年、カメハメハ大王がハワイ統一を成し遂げたヌウアヌの戦いの地、ヌアヌ・パリ 。パリとはハワイ語で「崖」という意味で、この戦いで数百人もの兵士が崖から突き落とされて命を失ったと言われています。
標高300mにあり、カネオヘ、カイルア、モコリイ島(チャイナマンズ・ハット)、ハワイ大学海洋生物研究センター、ココナッツ・アイランドを一望。切り立ったコオラウ山脈の絶壁と鮮やかな東海岸の海のコントラストが美しく、オアフ島で一番の展望スポットと呼ばれることにも納得です。
とても強い風が吹くため、帽子などの小物が飛ばされないよう気を付けて。
- ヌアヌ・パリの所在地・行き方
- 【所在地】ホノルルからカイルア地区に抜けるパリハイウェイにあります
- 【車】ワイキキより約50分
マカプウMakapuu
ポイント
- 東海岸ならではの美しい海景色
- 初心者にも楽しめるハイキングコースあり
- 冬季になるとホエールウォッチングも
絶景が続くオアフ島東海岸の中でも、特に美しい眺望が望めると人気のマカプウ岬。
豪快に広がる紺碧の海、そこに浮かぶマナナ島(別名ラビットアイランド)とカオヒカイプ島の2つの小島、そして遠くにモロカイ島を眺めることができます。
さらにこの展望台の3㎞先に1909年に建てられたマカプウポイント灯台があり、そこまでの道のりは初心者でも楽しめるトレイル。雄大な海、ココヘッドなどを眺めながら頂上を目指すと、感動の景色が広がります。
12月から5月の冬季になると、クジラが沖合を過ぎ行くことも。島からクジラを見ることができる、絶好のスポットです。 また、ボディボードのスポットとして有名なマカプウ・ビーチもすぐそばにあります。
- マカプウの所在地・行き方
- 【所在地】オアフ島ハワイカイ地区の最東端にあります
- 【車】ワイキキより約30分
- 【バス】22番、23番でシーライフパークまで約50分。バス停からトレイル入口まで徒歩約15分(歩道が整備されていないので要注意)
ワイメア湾Waimea Bay
ポイント
- 伝説の大会が行われるビーチ
- 夏は海水浴にぴったり
- 近くにはワイメア渓谷などの観光スポットも
サーフスポットとして名高いノースショア。11月~2月のビッグウェイブを求めて、世界中からビッグウェーバーたちがこぞって集結。
ワイメア湾ではこの時期にとても珍しい大会があります。それは「THE QUIKSILVER IN MEMORY OF EDDIE AIKAU(クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ)」。ワイメア湾のライフガードのリーダーであり、ハワイの伝説のビッグウェイブサーファー、エディ・アイカウをリスペクトした特別大会で、「湾が最高の状態」になったときだけ開催。過去24年間で開催されたのはたったの8回で、伝説の大会とも言われています。
また、11月~12月にはサンセットビーチなどで「VANSトリプルクラウン・オブ・サーフィン」も行われています。 近くのワイメア渓谷やワイメア滝も人気の観光スポットです。
- ワイメア湾の所在地・行き方
- 【所在地】オアフ島ノースショアハレイワタウンから車で東に10分ほどのあたりです
61-031 Kamehameha Hwy, Haleiwa, HI 96712 - 【車】ワイキキより約30分
- 【バス】アラモアナセンターから56、57番利用で約40分
寺院の谷Valley of Temples
ポイント
- コオリナ山脈にマッチする日本式庭園
- アメリカ映画やテレビの舞台として登場
- 静寂の時を過ごすことができます
カネオヘの西に「寺院の谷」と呼ばれる緑豊かな渓谷があります。高さ609mのコオラウ山脈にそって広がる静かな渓谷はキリスト教や仏教など様々な宗教のメモリアルパーク。故人を偲ぶ極楽鳥花(ストレリチア)がたくさん植わっています。
この寺院の谷にはハワイへの日本人移住100周年記念に造られた「ハワイ平等院(ビョードーイン・テンプル)があります。宇治市の平等院を再現して造られた1/3スケールのレプリカで、日本庭園は京都の造園師・佐野藤右衛門によるもの。コオラウ山脈の麓に佇む、日本寺院。壮麗で厳かな雰囲気が漂っています。
参拝者は幸福と長寿を願って梵鐘を鳴らして入場します。
- 寺院の谷の所在地・行き方
- 【所在地】ウインドワードコースト沿い・カネオヘ西部
- 【車】ワイキキより約60分
- 【バス】アラモアナセンターから65番でコオラウセンターまで約60分。バス停から入口まで徒歩約20分。
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